夏バテをリセット!10月パフォーマンスを取り戻す体と心
夏の厳しい暑さをなんとか乗り越えても、10月に入ったこの頃「疲れが抜けない」「気力が戻らない」と感じやすくなります。
気温が下がり過ごしやすくなる一方で、夏のダメージを体に残したまま秋を迎えると、仕事や家事、子どもの行事、そして部活やリーグ戦の準備まで、すべてが「思ったように回らない」状態になりがちです。
だからこそ大切なのは、「新しい季節にがんばる前に、まずリセットする」こと。
ここでは、日常に取り入れやすい“食・動・眠”のリセット法を、親子で一緒に使える視点や、大人向けの工夫も交えてお伝えします。
なぜ夏バテが残るのか(簡単な仕組み)
夏バテが長引くのは、いくつかの体の仕組みが関わっています。
・発汗によるミネラル損失:汗と一緒にナトリウムやカリウムなどのミネラルが失われると、筋肉の動きや神経の働きが鈍りやすくなります。
・冷房と外気温の差:強い冷房環境と暑い外気の往復は自律神経に負担をかけ、疲労やだるさを感じやすくします。
・睡眠の浅さ:寝苦しさや昼間の暑さで深い睡眠が取れないと、体内の疲労回復が不十分になります。
特に成長期の選手は、こうした疲れがパフォーマンス低下やケガのリスクに直結しやすく、大人は代謝低下や気力の低迷を感じやすくなります。
食でリセットする(簡単・続けやすいポイント)
食事は、夏の疲れを取り除き、秋に向けて体のリズムを整える大きな要素です。忙しい毎日でも取り入れやすい工夫を紹介します。
・タンパク質を優先する
筋肉の修復や免疫の回復に欠かせません。鶏むね肉、卵、納豆、豆腐、魚などを中心に。
親子向け例:朝は「卵かけご飯+味噌汁」、おやつは「ヨーグルト+果物+ナッツ」で手軽にたんぱく質補給。部活前にプロテインシェイクを1杯加えてもOK。
大人向け例:朝は「納豆ご飯+温野菜」、昼は「サラダチキン+玄米弁当」、夕食は「焼き魚+野菜炒め」で1日を通してたんぱく質をしっかり確保。
・ビタミンB群・Cを補う
玄米や豚肉、緑黄色野菜、柑橘類など、代謝を支えエネルギーに変える力を助けます。
親子向け例:豚肉とピーマンの炒め物や、かぼちゃ入り味噌汁で不足しがちなビタミンを補給。
大人向け例:ランチにブロッコリーやパプリカを添える、間食にキウイやみかんで手軽にビタミンCを補給。
・ミネラルと水分の摂り方
汗をかいたら水だけでなく、味噌汁や薄めのスポーツドリンク、梅干しや塩おにぎりで塩分も補給。
親子向け例:練習後には水分補給とともに塩おにぎりや梅干し入りおにぎりを小分けで与える。
大人向け例:仕事の合間に水だけでなく、温かい味噌汁やミネラルウォーターを摂ることで集中力の低下も防げます。
・消化にやさしい工夫
冷たいものばかりで食欲が落ちている時は、温かいスープやおかゆ、丼もの(ご飯+たんぱく質+野菜)で無理なく栄養を摂りましょう。
眠りでリセットする(実践しやすいポイント)
良い眠りは、体と心の回復に直結します。
・就寝ルーティンを固定する:入浴→軽いストレッチ→スマホオフ(30分前)→読書など。
・日中に太陽を浴びる:朝の光で体内時計がリセットされ、夜の深い眠りを誘います。
・寝室環境のチェック:暗さ・静けさ・寝具の快適さを見直すだけでも睡眠の質は上がります。
親子向け例:子どもは就寝30分前にスマホやゲームをオフにし、布団に入りながら読書や軽いストレッチ。
大人向け例:仕事後のスマホチェックは切り上げ、入浴でリラックスしてからベッドへ。寝室は暗め・静かに整えるだけで、深い眠りが得られます。
軽い運動で血流を戻す(無理なくが鉄則)
疲労物質の排出や筋肉の柔軟性を取り戻すには、軽い運動が有効です。
・朝の5分ストレッチ(胸郭・股関節・ふくらはぎ)
・夕方の軽いウォーキングやスクワット10回×2セット
親子向け例:練習前に軽いストレッチ、練習後は家で親子でスクワットやストレッチを一緒に行う。
大人向け例:朝の5分ストレッチで肩こり・腰痛予防、夕方の軽いウォーキングで血流改善。
成長期の選手はこの時期、強度を上げすぎず「回復を意識した練習設計」が大切です。大人も同様に、軽い運動で血流を整えることが、日中の仕事や家事での疲れ軽減につながります。
親子でできる3日リセットプラン
忙しい日常でも取り入れやすい3日間のリセットプランです。
Day1:温かいスープ+たんぱく質中心の食事、早寝
Day2:軽い有酸素(散歩)+バランス食(丼もの推奨)
Day3:朝日を浴びる、ストレッチ、普段よりたんぱく質多め
親子ポイント:子どもは練習後にプロテイン+軽いストレッチ、大人は夕食後に軽く散歩して血流を促す。
大人ポイント:朝日を浴びる+5分ストレッチで体内時計を整え、夜は早めに就寝して回復を優先。
実践のポイント
・無理せず少しずつ:急に生活を変えるとストレスになり、逆に疲労が増える場合があります。
・家族やチームで共有:子どもやパートナーと一緒に取り組むと継続しやすく、自然と食や生活習慣も整います。
・小さな変化に気づく:「朝スッキリ起きられた」「階段で息が上がりにくくなった」など、些細な体の変化もモチベーションになります。
最後に
10月は夏の疲れを引きずらず、次の季節に向けて体と心を整える絶好のタイミングです。無理に頑張る前に、まずは“食・動・眠”でリセットし、少しずつ秋に向けた体のリズムを整えてみてください。
親子や家族と一緒に、または自分自身のライフスタイルに合わせた方法で実践すれば、疲労回復とパフォーマンスアップの両方が期待できます。小さな回復の積み重ねが、仕事や勉強、部活やリーグ戦でのパフォーマンス、そして毎日の元気に大きくつながります。一人で抱え込まず、家族やプロのサポートも活用して、秋を元気に迎えましょう。
💡 ポイントまとめ
・夏の疲れは、暑さ・冷房・睡眠不足で体に蓄積
・タンパク質・ビタミン・ミネラルを中心に、消化しやすい食事でリセット
・良い眠り・軽い運動で血流を整える
・親子や大人それぞれに合わせた3日間リセットプランで実践
・小さな変化に気づき、無理なく秋に向けて調整
📢 体験・店舗情報
⭐️ カウンセリング+トレーニング体験
⏱ 時間:60分
💰 料金:5,500円
🔗 詳細・ご予約:こちら
——————————————————————————————————————
🏋️ パーソナルトレーニング FUJII
https://fujii-personal.jp/
📍 店舗名:ほてい鍼灸院(完全個室・予約制)
🏠 住所:〒491-0046 愛知県一宮市天王3ー1-20
[MAP]
🚗 駐車場:院前に駐車可。満車時は近隣コインパーキングをご利用ください。
——————————————————————————————————————







